昨年初頭、ダイナミクス・オブ・ダイアログLLP(DOD)に新メンバー2人が加わったことで、あらためて活動の原点を共有しようと、何度も対話ミーティングを重ねました。
そして決まったのが、昨年もご紹介させていただいた、DODの【目指していること】と【信じていること】です。
【目指していること】
私たちは、対話を通して、相互理解を促進し、新しい価値とつながりを生み出す社会に貢献します。
【信じていること】
私たちは、対話を通して、人や社会が、次のような力を発揮していくと信じています。
1.人や社会のつながりを生み出す「つなげる力」
2.自分や他者の可能性を見いだす「気づく力」
3.お互いが分かり合える「相互理解の力」
4.思い込みや偏見からの脱却をもたらす「本質を探究する力」
5.当事者意識を持ち、自ら行動する「自発の力」
6.知恵を結集し、新しい価値や行動のきっかけをつくる「創発の力」
7.組織や社会を統合的に変えていこうとする「変革の力」
【目指していること】は、ミッションです。
何のためにこの活動をしているか、何のためにDODが存在しているかをあらわしているものです。
【信じていること】は価値観であり、行動基準です。
対話を通して、自分達も含め、社会のあらゆるところで、こういった力が発揮されることを信じています。
2014年の1回目のミーティングでは、あらためて、このミッションや価値観に照らして2013年を振り返り、2014年の活動の方針を決めました。
理念、社訓、ミッション、ビジョン、バリュー、ウェイ、行動基準、行動指針、クレド、などなど、人が集まる組織にも、そして個々人にも、自分の活動や行動の、基準や指針となるものがあると思います。
それらを決めても、それはただの言葉でしかありません。
それに従ってメンバー1人ひとりが行動してこそ、実際の価値や貢献につながる。そんなことをあらためて思ったミーティングでした。
さて、実際にDODの2013年がどうだったかというと、、、
個々人の自発的な行動はとれていたものの、共に創るということと、振り返るということが、あまりできていませんでした。
2014年はその反省を胸に、「共創」と「内省」をメインテーマに活動していきます。
新たなコレボレーションやプログラム作成などにもどんどん挑戦し、創発や変革のしかけをしていきたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!
(DODパートナー 大前みどり)