10/7(日)~8(月)にフューチャーサーチを開催しました。
今回で4回目の開催となるフューチャーサーチは、前回同様、実際の子供向け教材制作企業をモデルケースとして開催しました。
25名の参加者の方が5つのステークホルダーグループに分かれ、それぞれの役になりきって、これまで以上に本番さながらの
真剣な対話がなされていたように思います。
フューチャーサーチは、他のホールシステムアプローチよりも、参加者の方々が体験する「葛藤、無関心、非難、逃避、戸惑い、
困惑、混乱」などが多く生まれるプロセスになっています。そして、人はこんなにも違うものを見ているのか、こんなにもわかりあえないものなのかと、悲観的になってしまうこともあります。
それでもなおこのフューチャーサーチが世界中で行われているのには、その先にこそ強い希望が生まれるからなのだと思います。
対立する人を説き伏せるのではなく、違いを知る、認める、そして受け止める。
対話をしながら、お互いのその言葉の背景を理解する。
違いがある者同士が、それでも未来のために望んでいることを探求し続け、それが見つかったとき、皆で同じ方向の未来へ向かって歩みを進められると実感する、そんな希望が生まれるのだと思うのです。
今後もフューチャーサーチを体験できる機会として、年に2回くらいのペースで開催していきたいと思います。
ご興味のある方、ぜひ次回にご検討ください。
そして今回ご参加いただいた皆様、貴重な機会をご一緒させていただき、本当にありがとうございました!
(DOD代表 大前みどり)