心の声

あなたは、自分の心の声を無視している時はありませんか?私はあります。

たとえば、昨日も初めて入ったカフェの店員から「今日は20時で弊店の時間です。」と声をかけられて『何だよ、だったら店に入ったときに言ってくれよ、ほんの10分前だよ。入店したの。ここカフェでしょ、明らかに長居しそうな客でしょ、僕。ん、もう。だったらもう一つのカフェに行ったのにさ。』と心の中で声に出しながらも「あ、そうなんですか?」(書いていて恥ずかしいと思うのですが、事実だから仕方がない)と、淡々と店を出ました。こういったことが続くこともあります。

 

 自分の心の声を伝えるより、TPOを踏まえた対応を優先している訳です。しかし、四六時中こういったことばかりだと他人とコミュニケーションを交わす上で大切な感受性が鈍るというか損なわれてしまうということがあると思うのです。勿論、満員電車で苦しいから周囲の人に「苦しいからどいてくれよ!」と言ったところで、大概の人は「俺も苦しいんだよ、ふざけるな!」などといい、下手すると喧嘩になってしまうかもしれません。誰もが、心の赴くままに感じたことを言葉にしていたら人間関係はぎすぎすしてしまいます。

 

 しかし、美しい、面白い、などの心の声を表現したり、腹が立つなどの怒りを上手に発散したりすることは、日常生活に艶がでるのではないかと私は常々思います。例えば、道端に咲く花を愛でるときに沸く感情や、コーヒーの香りに安堵した気持ち、または誰かに席を譲って感謝された時に沸く心情を心の中だけに止めず口に出してみる。そうすると、何だか心地良い。勿論、科学的な根拠は知りませんよ。でもね、こういった心の声を日常的に口に出すというのは、心と身体が一致するような気がするのです。

 

 今度、カフェで同じような場面があれば、心の声を口に出すつもりです。

「いってくれればテイクアウトにしたのに(苦笑)」と言った後に「今度はもう少し早い時間に来るよ」と笑顔で。

 

DoDパートナー 坂井裕紀 

 

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